/27は何を表す?
IPv4アドレスは32ビットです。/27は先頭27ビットがネットワーク部という意味で、残り5ビットがホスト部です。サブネットマスクではネットワーク部を1、ホスト部を0で表します。
5ビット
/27のマスクは 255.255.255.224。最後の224を2進数にすると 11100000 となり、先頭の24ビットと合わせて1が27個並びます。
例:192.168.10.77/27の範囲を求める
この例は説明用です。問われているのが「アドレス総数」「利用できるホスト数」「ネットワークアドレス」のどれかを最初に区別します。
- 1区画の大きさを求める。
ホスト部は32 − 27 = 5ビット。アドレス総数は25 = 32個です。 - 77を含む区画を探す。
最後のオクテットを0〜31、32〜63、64〜95…と32個ずつ区切ると、77は64〜95に入ります。 - 先頭と末尾を分ける。
ネットワークアドレスは192.168.10.64、ブロードキャストアドレスは192.168.10.95。通常のホスト用は65〜94の30個です。
ビット演算なら、77(01001101)と224(11100000)のANDを取ると64(01000000)。区画で求めた答えと一致します。
よく使う区切りを比較する
| プレフィックス | マスク | 総数 | ホスト数 |
|---|---|---|---|
| /24 | 255.255.255.0 | 256 | 254 |
| /25 | 255.255.255.128 | 128 | 126 |
| /26 | 255.255.255.192 | 64 | 62 |
| /27 | 255.255.255.224 | 32 | 30 |
| /28 | 255.255.255.240 | 16 | 14 |
通常のホスト数は総数から2を引きます。ただしポイントツーポイントリンクの/31や、1アドレスを表す/32には、この式をそのまま当てはめません。
過去問では「範囲」と「境界」を見る
割当て問題では、それぞれを開始〜終了の範囲に直すと重複を判断できます。例えば 192.168.10.128/26 は128〜191。192.168.10.160/27 の160〜191を含むので、別々のネットワークに割り当てると重複します。
経路集約は、複数のネットワークに共通する先頭ビットでまとめる考え方です。192.168.10.0/25 と 192.168.10.128/25 は、合わせて 192.168.10.0/24 にできます。
アドレスの個数が合っていても、境界が合うとは限りません。/26の開始位置は、この/24内では0・64・128・192です。計算の最後に「開始位置」「範囲」「重複」の3点を確認しましょう。
学んだ内容を、問題で使ってみる。
午前Ⅱの関連過去問を3問出題します。順番はランダムです。
関連する過去問 3問へ →対象の過去問を見る(3件)
- CIDRによる経路集約(2022春 問9)
- 重複しないサブネット(2025春 問8)
- CIDR(2019秋 問6)
参考資料
仕組みの確認に用いた技術仕様です。本文の計算例・図解は当サイトによる説明で、IPAの公式解説ではありません。
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